『新世界』公開前の記事からインタビューを抜粋します。。。
※ 先にUPした各社インタビュ~と重複する部分は割愛させて頂きます

コチラの記事からJJ語録を抜粋&アレンジしました
Q : 『新世界』はどのようにして出演することになったのか。
JJ : 本当に運命でした。
ドラマの話しがあり、契約書にサインはしなかったが、口頭で契約をしたので
『新世界』に出演する状況ではありませんでした。
ところが、他のドラマ制作会社から“それはダメになることもある”
という話を聞かされました。
全体の予算が放送局と調整取れていなかったので、製作が難しい場合もあるという話を聞き、
製作会社にすぐ電話をしました。
その制作会社はその問題はすぐ解決出来ると言いましたが、待つことは出来ませんでした。
2週間 時間を与えましたが相変らず状況は変わりませんでした。
それで『新世界』を先にすることにしましたが、こちらも投資が出来ていない状況でした。
2ヶ月程撮影は遅れましたが、幸いにも投資が上手くいき、作品を撮ることになりました。
Q : ジャソンというキャラクターはどうやって作ったのか。
JJ : 自分をどうやって支えなければならないのか分からず、自己決定権もなく、
外圧によって生きていく哀れな人として捕えました。
演じながら、ジャソンの人生は私達の生活かも知れないという気がしました。
私達の人生をほのめかして考えられる余地あるキャラクターでした。
決して表に現してはいけない不安がつきまとう人物だったので、
それを表現するにあたって演技的な難しさは多かったです。
Q : 具体的にどのような点が大変でしたか?
JJ : ジャソンが置かれた状況を演技で表現することは決して容易なことではありません。
俳優がキャラクターを演じる時、計算して設定するのはもちろん重要です。
しかし、相手の俳優と、現場の状況が準備したものが異なる場合、
それに合わせて迅速に対応する必要があるのも役者の仕事だと思います。
今回の映画のような場合、行動で何かを見せる人物ではないのでイライラすることもありましたが、
ずっと緊張していなくてはならず、葛藤するジャソンの心理的状況を生かすためには
それが正解であるという結論に達しました。
Q : ジャソンを演じながら、自らこれはしないと決めたものはありますか?
JJ : ジャソンを演じながらタブーにしたものはありません。むしろ線を超えたかった。
ジャソンと同じような状況に置かれた人物が登場する映画で、
私達が出来る演技とは最大限違うものをしたかった。
それで動き一つにもかなり悩みました。
ジャソンが置かれた状況で、自然に節制された演技をしていたと思います。
組織員に私の身分がばれてはならないという心理状況を表現するシーンではより自然に切除し、
吐き出すシーンでも、彼だけの感情で演じました。
もう少し見せてしまうと、ミンシク先輩やジョンミン兄の噴出する華やかな演技が
隠れてしまうので、そうするのが正しいと思いました。
Q : 止めたタバコを再び始めたほど役に対するプレッシャーがひどかったと聞いたが。
JJ : 今はタバコを止めましたが、昔は激しいストレスを感じるとタバコを吸いました。
『新世界』をする時、そんな感情が何度もありました。
演じていてスッキリしない時はタバコが吸いたくなりました。
『泥棒たち』で演じたポパイのようなキャラクターは演じていて楽しいです。
しかし、ジャソンはよどみなく感情表現を発散するキャラクターではなく、
感情を隠さなければならないキャラクターなので、
それに合う表現法について悩みが絶えずありました。
Q : 現場で先輩達の助けをたくさん受けたようだが。
JJ : その通りです。本当にそうでした。
現場で先輩達がとても配慮してくれました。
作品の雰囲気を損なわないよう、私のキャラクターを作っていったようです。
私のキャラクターだけでなく、先輩達のキャラクターも目立つよう努力しました。
ジャソンが カン課長(チェ・ミンシク)と会う時と、
ジョンチョン(ファン・ジョンミン)と向かい合う時のキャラクタートーンを
別の方法で撮ったのは、そのような理由からです。
お互いがお互いのキャラクターをもっと輝いて見せるよう絶えず気を配った現場でした。
誰かが先に何かをする必要がないほど順調に撮影が行われました。
だから良い結果が出たんだと思います。
Q : ジョンチョンに身分がばれそうになって緊張した場面で見せた演技が印象的だった。
JJ : 撮影場所がとても暑く、汗をかくしかない状況でした(笑)
テカテカしているのがスタッフは気に入らず、ずっと汗を拭きながら撮影しました。
しかし、その後は汗が出ている方が良いという気がして押し通しました。
Q : 感情的な消耗が多いキャラクターだから大変な点が多かったようだが。
JJ : 確かにそうでした。体の動きを通じて何かを表現するのはさほど難しくありません。
もちろん最初から良いシーンは出てきません。
でも、2回目に撮る時はもっと好きになり、3度目に撮る時はもっと良くなります。
4番目と5番目は力が少し抜けますが、それでもやる価値はあります。
ところが精神的な集中力を要求される場面では、
1テイクだけでも力が目立って陥ります。
背を向けなければならない理由が分からず、何度も撮ったシーンもありました。
Q : パク・フンジョン監督の前作『血闘』は興行で失敗した。
その点は作品を選択する前にどれほど影響を及ぼしたか。
JJ : 監督への信頼は正直 五分五分でした。
なぜなら『血闘』を見ると、内容は悪くないのに、
外的な要素であるセット、合成、美術などにもっと力を入れたら、と思ったからです。
『血闘』1本だけで評価を下すことは出来ないと思い、監督と直接会うことにしました。
初めて会った時『血闘』の話をしましたが、残念なエピソードをたくさん聞かせてくれました。
監督が技術的な部分まで全て神経使った『血闘』と違い、
『新世界』は本人が書いたシナリオを撮る状況なので、心理的に楽なのだと思います。
『新世界』を製作したハン・ジェソクPDが、監督がそんな環境で作業出来るよう、
既に場を設けた状況にしたので、大きな困難はなかったと思います。
Q : 『新世界』はイ・ジョンジェにとってどんな作品なのか?
JJ : 『新世界』に敢えて意味をおくとすれば、いつのまにか40代になったイ・ジョンジェの
開始を知らせる映画です。
中年の演技に挑戦した最初の映画と覚えておける良い撮影が出来ました。
観客がどんな評価を下すのかは分かりませんが、
俳優イ・ジョンジェにとって『新世界』は価値ある映画だと思います。
Q : 編集されて残念なシーンはありますか?
JJ : 同棲している女性が登場するシーンが編集されたのはちょっと残念でした。
メローと言うには曖昧ですが、同棲している女性はジャソンを哀れそうに見せるのに
貢献するキャラクターです。
その女性と一緒に登場するシーンが2シーンほどありましたが、
ジャソンがもっと可哀想に見え、映画が全体的に暗く重く見えるため全部カットされました。
メローと言えるシーンが抜けて映画にもっと集中力が生じました。
むしろ、映画的には良かったようです。
Q : 『新世界』撮影現場の雰囲気は『泥棒たち』の時とは全く違っていたようだが。
JJ : 『泥棒たち』の場合、ほとんど一人で撮りました。
俳優と息を合わせる機会があまりありませんでした。他の俳優たちも同じでした。
撮影現場に他の俳優の顔を見に行ったほどです。しかし『新世界』ロケ地は違いました。
相手役とリアクションする場面が多いので、一人で演じるより一緒のシーンが多かったです。
一言で表現すると、『新世界』はベッタリした現場でした(笑)

コチラの記事からJJ語録を抜粋&アレンジしました
Q : 40代に突入したが、変わったことはありますか?
JJ : 年を取り、話題や価値観が変わったと言うことはありません。
相変らず私は以前と同じです。事実、まだ若くいたいと思ってます。
年を取ったのに幼いのは良くないが、若々しくいる事を少し角度を変えて見ると どうでしょう。
若い友達とも気兼ねなく接するので理解の幅がさらに広くなりました。
昔は経験値が不足して理解できない状況が多かったですが、
今は少し余裕を持った事が年を重ねた変化と言うなら、そう言えるでしょう。
Q : 今年でデビュー20年目だが、過去を振り返ると どんな気持ちですか?
JJ : まだよく分かりません。特に変わった点があれば答えられますが、
変わったことに関し、あまり感じない方なので何とも言えません。
もちろん20年前の私は今とは違う姿ですが、その時の記憶をあえて引き出したくありません。
Q : 結婚を先延ばししている特別な理由があるのか。
JJ : 最も大きな理由は気が合う女性とまだだ出会えてないからです。
結婚を先送りしているいくつかの要因はあるんでしょうが、
結婚について幻想もなく、結婚観もまだ持っていません。
周りの友達の半分がまだ結婚をしないので、
“私はどうしてこの年になるまで結婚しないでいるんだろう”とは思わない(笑)
俳優という職業は人と会う機会が多くありません。
そんな環境にいると、自然に結婚より仕事が優先されるようです。
Q : ハリウッドでは還暦を超えた俳優がアクション映画に挑戦する。
忠武路ではまだそんなことが起きないので、
俳優としてそんな環境が羨ましいような気もする。
JJ : 韓国の観客の好みが昔と変わってきたため、我が国でも十分起こりうることだと思います。
さらに、技術的な部分も今ではある程度ハリウッドに追いついたので、
韓国映画がもっとよくなるだろうと信じて疑いません。
アイデアとストーリーが良ければ今後十分勝算ある戦いだと思います。
Q : マルチキャスト映画がぐっと多くなった。
俳優として、このような現象についてどう思いますか?
JJ : 投資会社がリスクを減らすために作ったんじゃないかと思います。
もちろんマルチキャストはハリウッドで先に始まりました。
ところが、その方法がとても受け入れられ、投資家のリスクが減少することを見ると、
どうやら韓国でも試みられるようです。
配給会社が劇場数をめぐって激しく戦争を展開し、マーケティングコストも過度に高まっている為、
2週間以内に勝負をしなくてはいけない状況になってしまいました。
となると、自然に映画を前もって広める顔が必要ですが、
マルチキャスティングがその役割を今やってくれているようです。
どうしても上手い俳優、選手同士が集まると、シナジー効果が出ます。
投資会社、俳優、観客全員にも良い現象のようです。
Q : 直接映画を演出してみたい欲はないのか。
JJ : ノートに書いた文は何行かありますが、それを長い話しにする自信がないので
演出への挑戦は暫く出来ないと思います。
演技という井戸を20年以上も掘っていますが、目の高さを満足させるほど
創作をやりこなす自信もない。
シナリオのキャラクターを現実的に演じるのは今までして来ましたが、
それだけでも大変なのに、話を組み、感情ラインを作る仕事は私の能力外の仕事です。
Q : 現場に出る前は絶えず悩む方なのか?
JJ : 私の場合、クランクイン前まで “他のものはないか”、“これはこうしてみたらどうか”
と、ずっと悩む方です。
シナリオの打合せを本当にたくさんするので、いざ撮影に入ると、もう話しをしません。
なぜなら、現場は決定したことを撮る場所だからです。
現場に行くと“こうするか あぁするか”お互い右往左往して効率は自然に落ちるしかありません。
撮影時間が長くなる問題もありますが、俳優も集中ができないため、双方に損です。
『イルマーレ』を一緒に撮ったイ・ヒョンスン監督の場合、
俳優がカップを持ち上げるシーンも色んな方法で撮り、編集で良いところを選び出しますが、
最近はそうやって撮っていないと聞きました。
時間がすぐさま制作費に反映されるので、監督がどんなに欲があっても出来なくなってしまいました。
Q : 今、俳優で幸せですか?
JJ : 俳優ならば作品を通じて観客と会いたいという欲があります。
俳優は誰かにキャスティングされなければ見せれない職業なので。
もっと良い方法はないかと悩み、それがどうやって大衆に近づくかも計算しなければならない。
それでも自分を絶えず圧迫したくはありません。
今まではそうして来ましたが、今後も私が自ら望むことをしながら暮したいです。
数年前までは人々が私を褒めてくれても、それを楽しむことが出来ませんでした。
今は私が足りない部分を自ら認め、成功すれば、それを楽しむ余裕が出来ました。
JJインタビュ~ ’13 2月 No.10に続く